2026年01月28日
「光ファイバーで星座をつくろう!──星の光を“分けて”調べる宇宙の謎」が1月26日、京都市青少年科学センターで開かれました。稲盛財団の「こどものキヅキ応援プロジェクト」の一環で、稲盛財団と青少年科学センターが共催し、つくるまなぶ京都町家科学館が企画運営で協力して実施しました。
目で見える星はどのくらいある? 宇宙にある星は地球にある砂粒の数よりも多い? 星に関するクイズからスタートしました。「0」がたくさん並んだ、日常では見たことのないケタの星の数に子どもたちは驚きながら、星から届くメッセージである「光」について考えはじめました。
まずは、今の時期の夜空に浮かぶ冬の一等星の写真を観察しながら、明るい順番に並べたり、色の違いに注目しました。たとえば、オリオン座をよく見てみると、赤い星や青白い星など、いろんな色の星が混ざっています。このように、明るさや色を調べることで、星までの距離や、星の温度、年齢、寿命などがわかることを学びました。
その後、割れたCDの欠片をのぞいて身の回りの明かりを眺めました。すると、白い光の中に混ざっている赤や黄や緑や青や紫などいろんな色が、帯状に分かれて見えました。すばる望遠鏡などの実際の望遠鏡でも、光を分けて調べる「分光」を使って、星の光を詳しく調べていることを実感しました。
次に、まっすぐ進むレーザーの光を見せてから、この光を別の場所に届けるにはどうしたらいいと思う? と問いかけました。机の上に置いた水槽や寒天にレーザーの光を当てて、光が反射しながら進むようすを観察したあと、光を通す細い繊維「光ファイバー」を紹介しました。光ファイバーの端に光を当てると、まっすぐ進むはずの光が細い管の中を通って曲がり、もう片方の端がピカッと光ると、子どもたちから歓声があがりました。
そして最後に、光ファイバーを使って星座をつくりました。まずは好きな星座を選び、星の位置に合わせてプラスチックの板に画鋲で穴を開け、光ファイバーを通してボンドで固定しました。
次に、アクリル板に星と星をつないだ線をひき、そのかたちが何に見えるかを思いめぐらし、浮かんだものを自由に描きました。ある子は、自分の生まれた星座の「うお座」を選んで、ウミウシとハゼを描き、さらにもう一匹描き足していました。
最後に、光ファイバーを束ねた先にLEDの光を取りつけ、星座を描いたアクリル板と重ねてフレームに飾れば完成です。光ファイバーの光で星座が浮かび上がると、うれしそうに笑っていました。
こんな作品ができました!
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「おおぐま座」の作品です。北斗七星の上にひしゃくを描いたり、右下にかわいい子熊を描いたりしてくれました!
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勇壮に棍棒を振りあげた「オリオン座」の作品です。署名が入って、かっこいいですね!
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ちょっとだけ正面を向いたかわいらしい「うさぎ座」の作品です。
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もともとは「ふたご座」でしたが、正面を向いたペンギンになりました。となりには小さな子ペンギンもいます!
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今年の干支の午にひっぱられたのでしょうか。もともと左は「しし座」で右は「おおいぬ座」でしたが、たまたま両方とも馬になりました!