[21世紀型スキル]考え方
1.創造性とイノベーション
知識を応用して新しい価値を生み出す力
2.クリティカルシンキング・問題解決・意志決定
批判的思考で論理的に考えて問題を発見・解決して意思決定する力
3.学び方の学習/メタ認知
認知プロセスについての知識。自分の思考を客観的に認識して、自分の意思で学ぶ力
「つくるまなぶ」に教科書はありません。
「つくるまなぶ」には色々な本があります。色々な作品があります。色々な材料があります。色々な道具があります。一緒に学ぶ伴走者がいます。
ひとりひとりの個性と寄り添い、それぞれの興味・関心を見つけ出し、一緒に作り学びましょう。
「つくるまなぶ」が目指すのは、いろいろなことを考え、作りながら学ぶことで、アントレプレナーシップ(起業家精神)を育むことです。
私たちの思い描くアントレプレナーとは、会社を作って経営する人のことではありません。それは、新しい物を創り出す科学者やエンジニア、自分を表現するクリエイターやアーティスト、子ども達の夢の実現を手助けする学校の先生、はたまた今は存在しない新しい仕事かもしれません。「新しいこと」に挑戦できる、どんな時代でも生き抜く力を持った人たちのことです。
STEAM教育(科学、技術、工学、アート、数学)を軸として、「作りながら学ぶ」ことで、これからの未来を創造するために必要な「0から1を産み出す」ための自由な創造性を引き出します。出来上がったものを活用するのではなく、材料から様々なものを作り、失敗を経験することで、枠にはまった答えを探すのではなく、それぞれが自由な気づきを得ます。自分の好きなこと、興味のあることを発見し、自ら「問い・考え・行動する」ことができる21世紀型スキルを育み、主体的に人生を生き抜く人づくりを目指しています。
変化の激しい21世紀の社会にあっても、その都度学び、他者と共生しあいながら、新しい価値を生み出していくためのスキルです。
科学(Science)・技術(Technorogy)・工学(Engineering)・アート(Art)・数学(Mathematics)を融合的に応用してものづくりを行い、創造性を高める教育法です。
知識を応用して新しい価値を生み出す力
批判的思考で論理的に考えて問題を発見・解決して意思決定する力
認知プロセスについての知識。自分の思考を客観的に認識して、自分の意思で学ぶ力
他者に考えや感情を伝えたり、他者の考えや感情を受け止めたりする力
一人ではできないことを他者と共同で行う力
書籍、WEB、他者などから情報を得て、取捨選択し判断する力
ネット検索やSNSなどの、ICT(情報コミュニケーション技術)を使いこなす力
個人としてだけではなく、所属する団体の一部であることを認識して参画する力
時間軸全体で人生を考えて、道のりを考える力
個人的、社会的に責任を持ち、所属する文化と異文化を認識して適切に行動する力
How to make ではなくWhat to make, Why to make を大切に
戦後、物やサービスを消費することで豊かさを実感する時代(消費社会)があり、1990年代後半からは、情報化によってコミュニケーション(情報社会)に重点が置かれるような時代へと変わってきましたが、豊かさの実感はなくなったように思えてなりません。
私たちは、豊かさの実感を取り戻すことができる社会の到来を待っているのではないでしょうか。
私たちが考えるその社会は、何かを「つくる」ということが生活のなかで大きなウェイトを占める創造社会です。
人々が自分たち自身の価値観で、モノや仕組みを「つくる」社会です。
誰かがつくったものを消費するだけでも、それについてのコミュニケーションを図るだけでもなく、自分の意志で自分だけのものを「つくる」という社会です。
創造的であるというのは、人間的であるということにほかなりません。そのためには、機械的な組織観から人間的な組織観へとシフトすることが求められます。
私たちは、組織に関わるすべての人が「より創造的=より人間的」になり、組織のあり方も「創造的=人間的」という特性が発揮されるような“創造社会”を生き抜く力を身に付ける可能性を探究しています。創造的な体質に変えていくためには、一人ひとりが「つくることによって学ぶ」ことができるようになることです。
既存の知識を「学んでからつくる」のではなく、創造活動のなかで「つくることによって学ぶ」。そのことで実現できる「誰もが自由に学び、自由に教え、自由につくる場の創造」を、私たちは目指しています。
その1
教材ブロックの活用や、コンピュータの中だけで完結させるのではなく、基本的に自分で素材を加工して作り上げます。刃物や電動工作機械も使います。「危険を排除する」のではなく「なにが危険で、どうすれば怪我をしないかを教える」ことを行います。
その2
知識や技術を教えるだけでなく、「なぜつくるのか」にたどり着くための学び方や考え方も教えます。作る中で芽生えた疑問を解決するための読書やWeb検索、議論を大切にします。
その3
こどもたちの発想を重視し、やってみたいことに寄り添う伴走者です。開放日にも常駐し、こどもたちは必要な素材や道具を使って自由にものづくりができます。
その4
製作する度に、自身の作品に込めた思いや考えをプレゼンします。それをプライバシーに配慮した形でインターネット上に公開して世界に発信し、販売も目指します。自分が作り上げたものが人からどう見られるのかを体験し、他人から評価されるためではない「自分のものづくり」を考えます。
その5
活動日(土日)以外にも開放日(火水木金)があります。作りたいものを自由に作ることができます。(詳細は「活動内容」参照)参加者自身がものづくりに挑戦する場所「つくるまなぶ」です。平日に自由にものづくりができる場所を開放することで、好奇心や探究心を支援する教育をします。
その6
安全かつ自由にものづくりを行うために、1クラスの人数は最大6人です。
各自の主体性を引き出し、コミュニケーションを円滑に行うためにも大人数クラスにはいたしません。
社名 | 株式会社OpEL.(オペル) |
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住所 | 〒604-8846京都市中京区壬生西桧町17番地2 |
TEL | 075-950-0650 |
FAX | 075-321-4951 |
設立 | 2019年(令和元年)6月3日 |
資本金 | 100万円 |
代表者 | 代表取締役:宿野秀晴 執行役員:倉橋克彦 |
事業案内 | 『つくるまなぶ 京都町家科学館』の企画運営管理 「STEAM教育」支援プログラムの開発製造販売 「科学展示装置」の開発製造販売 「サイエンス系ワークショップ」支援プログラムの開発運営管理 上記に関連する「出版物や教材」の企画・出版・販売 |
ディスプレイ技術とメカトロ技術を融合した新技術「MD(メカトロニクス&ディスプレイ技術)」で起業した『Medico-tec株式会社』を事業運営しており、その間、全国の主な科学館(一部海外の科学館)の展示装置の設計製作施工保守の業務実績を積み上げてきましたが、次世代の事業としてSTEAM教育を通じて「21世紀型スキル」の人材づくりの会社として『OpEL.』を2019年6月に立ち上げました。
願いは「手を使わずに考えろ 頭を使わずに行え、 話すことなく耳を傾けろ」と教えられた教示型の教育環境ではなく「手と頭を使って、ワイワイ楽しく話し合いながら創造できる」構築型の教育環境で、予測できない変化の激しい時代を、粘り強く「くねくねとした道を一歩ずつ歩み抜く力」を持つ人材を創造したいと思っています。どうか、この新しい教育環境づくりにご賛同頂き事業活動にご支援頂ければ幸いです。
株式会社OpEL.代表取締役 宿野秀晴
(Medico-tec株式会社 代表取締役兼務)