2024年09月21日
ものづくりを通じて子どもの好奇心や創造力を刺激するイベント「京都子ども探究博」が16日、京都府大山崎町のアート&テクノロジー・ヴィレッジ京都で開かれ、つくるまなぶ京都町家科学館は「カラクリおもちゃをつくろう!」のワークショップを実施しました。
身の回りのもので「回る」動きを取り入れているものはあるかな? と問いかけると、こんな声が返ってきました。かき氷! 鉛筆削り! 車のハンドル! 自転車! 参加した子どもたちは、回る動きを別の動きに変えるしくみを思い浮かべたあと、カラクリおもちゃを作りはじめました。
使う材料は、木、針金、色紙、ストローなど。子どもたちはそれぞれ、何を作ろうかなと想いをめぐらしながら、手を動かしていました。午前と午後あわせて4回のワークショップで合計40人が参加し、各回の最後にみんなの前で作品を発表しました。
回すと横に振れるしくみを生かして、ウサギとネコがぴょこぴょこ動くもの。絵がかわいい!
ゲームのキャラクターを散りばめて、輪っかがくるくる回るしくみに、もうひとつ輪っかを組み合わせた飾りを加えてくれました!
回すと縦に動くしくみを利用した、口をパクパクさせるサメ。 思い浮かべた口の動きどおりに、動く幅を小さくするのに挑戦してくれました!
回すと飛行機が横に振れるだけでなく、背景に大きな雲を加えて、世界観を豊かに!
回すと縦に動くしくみを2つ使って、鳥が翼を上下させて飛ぶところを表現してくれました。柔らかくなめらかに翼を動かすところにこだわってくれました!
ワニがサメに噛みついて暴れるようす。動きが大きくてダイナミック!