2024年11月12日
鳥の鳴き声のような音が鳴る「バードコール」をつくるワークショップを、11月9日、高槻阪急スクエアで開催しました。地元の小学生6人が参加しました。
最初に「木が使われている楽器にはどんなものがある?」と問いかけました。ピアノ、ギター、リコーダー、木琴、尺八、太鼓、三味線……。このように、木でできた楽器はたくさんあります。なぜ木が使われるのでしょうか。ガラスや金属をひっかくと、ときには寒気がするほど不快な音に聞こえるときがありますが、木には音を吸収する性質があって、人にとって耳障りな音を和らげて心地よい音にしてくれるのです。今回は木と金属がこすれると鳥のさえずりのように聞こえる「バードコール」をつくりました。
まずは、いろんな木材の端材の中からひとつお気に入りの木材を選んで、ボール盤という電動工具を使って穴を開けました。こどもたちは回転するドリルの先端を見つめて、真剣な表情でレバーを操作していました。できた穴に、金属のネジを押し込みながら回すと、キュ、キュ、キュ、と高い音が鳴りました。
次に、もうひとつ穴を開けて枝を刺したり、マジックペンで色を塗ったり、別の端材を使って装飾したりして、作品を仕上げました。最後に紐を通してストラップをつくり、手首にかけたり、首に下げたりして持ち帰りました。
できた作品を紹介します!
ぱたぱた羽ばたいてるように枝の輪切りをつけた鳥さん!
枝を刺して、どんぐりを背負わせて、秋もりだくさん!
長い腕にがっしりした脚、頑丈そうなロボットをつくってくれました!