2025年02月18日
島津製作所 創業記念資料館と協働し、アニメーションの仕組みを体感する「おどろきばん」をつくるワークショップを実施しました。2月2日には京都市青少年科学センターでの「科博連サイエンスフェスティバル」に、2月15日にはけいはんなプラザでの「けいはんな科学体験フェスティバル」に参加しました。
おどろきばんは、縦長の細い穴から覗きながら装置を回すと、中に見えるものの残像が残ってコマ撮りアニメのように見える、手動の動画装置です。アニメや映画の仕組みを学ぶ実験道具で、100年ほど前に島津製作所が製作販売していました。
けいはんな科学体験フェスティバルには24人が参加しました。まずは、実際のおどろきばんに近い装置や、パラパラ漫画、ストロボ効果を利用した装置などを見学。残像を利用して静止画をつなげて見ることで、動画のように見えることを体感しました。
その後、おどろきばんのペーパークラフトを組み立てて、オリジナルのアニメーションを考えました。こどもたちは、題材を何にしようか、どういう展開にしようかと想像しながら、透明のアクリル板に一コマずつちょっとだけずらした絵を描きました。
作品が完成したら帯状の紙に並べて貼って、おどろきばんの中に仕込んでくるくる回してみました。こどもたちは細長い穴をじっと見つめて、自分の描いたキャラクターや絵が動くようすを楽しんでいました。最後に、みんながつくった作品を順番に見て、どの作品のどんなところを面白く感じたか、お互いに感想を言い合いました。
作品のいくつかを紹介します!
たんぽぽの綿毛、風に飛ばされ、どこへいく?
将棋の歩が成ると……。
友達に会えて良かったね。