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京都市動物園で「おふとんってどうして気持ちいいの?」を実施しました!

2025年04月01日

 

鳥の羽を観察するワークショップ「おふとんってどうして気持ちいいの?〜京都市動物園の鳥に聞いてみよう!」が3月29日、京都市動物園で開かれました。稲盛財団の「こどものキヅキ応援プロジェクト」の一環で、つくるまなぶ京都町家科学館が企画・運営をして、共同で主催しました。

 

 

ワークショップは「おふとんってどうして気持ちいいんだろう?」という問いかけからスタート。こどもたちは身の回りにある金属、プラスチック、木、水、鳥の羽などの表面に触れて、どの素材が温かく感じたか、冷たく感じたかを話し合いました。そうして暖かい・冷たいという感覚は熱の奪われやすさによるものだと体感し、羽毛布団にはたくさんの空気が閉じ込められているので熱が逃げにくいのだと導きました。

 

 

その後、暖かそうな鳥を探そう! というテーマを設けて、グループに分かれて園内を散策しました。タンチョウ、シロフクロウ、フラミンゴ……。こどもたちは檻の中の鳥を食い入るように眺め、見た目をスケッチしながら羽根のかたちを観察し、どんな動きをしているか、何を食べているか、どんな環境で飼育されているか、野生の仲間はどこに住んでいるかなどをメモしていました。

 



 

部屋に戻ってからそれぞれの気付いたことを共有し、フラミンゴやホロホロ鳥などの羽根を手にとって観察しました。飛ぶときの推進力と揚力を得る「風切羽」、着地のときに落下速度を落とす「尾羽」、身体を覆っている「綿羽」など、種類ごとに羽根のかたちや触り心地を感じとり、今回のテーマである羽毛布団やダウンジャケットには、保温効果が高い綿羽が使われていることを学びました。

 

 

最後にガチョウの羽根を使ったストラップをつくりました。

 

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