2026年08月29日
夏休みの科学の祭典「こども科学博2026」が7月31日(金)〜8月2日(日)の3日間、京都市勧業館みやこめっせで開催されました。つくるまなぶ京都町家科学館は「『キヅキ』で科学博を攻略せよ!」というブースでワークショップを実施しました。
こども科学博は、子どもたちが不思議と出会い、自分で調べてみようと思うきっかけとなることを目指して、稲盛財団が主催している催しです。5回目となる今年のテーマは「地球を探検」。火山や深海、巨大台風といったダイナミックな世界も、実は私たちの生活とつながっていることに着目し、身近な石や地形、雲の観察などを通して、地球の不思議を発見する機会となりました。
「『キヅキ』で科学博を攻略せよ!」のブースでは、「雲がもくもく編」と「川の流れにのって編」の2種類のワークショップを実施し、キヅキランドでの観察を通じて「不思議を見つける目」をみんなで鍛えました!
海の水が空に昇り、雲になって漂い、雨になって地上に降ってくる。
土の中にしみこんで、川を流れて、また海へと帰っていく──。
水は姿かたちを変えながら、地球をダイナミックに旅しています。そんな水の旅に思いをめぐらしながら、ワークショップではまず、雲ができるようすや川が流れるようすをキヅキランドの動画で観察しました。どんなキヅキが集まったのでしょうか。
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ドカーン!と爆発的に広がる雲を「火山」の噴火に見立てました。
キヅキランドの動画で雲を観察した後、今度は目の前で「雲をつくる」実験をしました。“消火器”のような見た目をした下の写真のものが、雲をつくる実験装置です。
まずは、ペットボトルの頭についたポンプを使って、ペットボトルの中の空気をパンパンにします。「スタート!」の掛け声とともに子どもたちがいっせいに、何度もポンプを押したり引いたり、制限時間内にできるだけたくさんの空気を詰め込みました。
その後、LEDのライトを当てながら、圧縮した空気をプシュー!っと逃がすと、ペットボトルの中が白く濁りました。子どもたちは、鼻先をペットボトルに近づけて、自分でつくった雲を食い入るように観ていました。中にできた霧のようなものをじーっと観ていると、光に照らされた水滴が、たくさん漂っているのが見えました。
最後は、もう一度キヅキランドの動画を観察しました。自分でつくった雲の観察をへてパワーアップした「不思議を見つける目」で、何か新しいことに気づくことはできたでしょうか!?
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「ペットボトルの水てきは雨のしょうたい?」 雲の正体は水滴!?
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実験ではペットボトルから「出れない」けれど、実際にはどんどん「広がる」ことができるのでは? たしかに。雲はどこまで広がって大きくなるんだろう?
今回の記事では主に「雲がもくもく編」の内容をご紹介しましたが、他にも、川の流れにのって土砂が運ばれるようすを観察する実験を体験しました。大、中、小、粒の大きさの異なる3種類の砂を混ぜたものを、レールの上に乗せて水を一気にドバーッ! グループごとに4人が順番に繰り返したときに、水槽の底に砂がどんなふうに積もるかを観察しました。
雲の動きや色など、注目するテーマを変えてみたり、あるひとつの雲だけを観察してみたり、あえて目的を決めずにぼーっと全体を眺めてみたり……。今回のワークショップでは、視点や見方を変えると新しいことに気づけるかも、というメッセージを投げかけ、同じ動画を何度も何度も見返してもらいました。さらに、他の人のキヅキをきっかけに自分の視野や考えを広げることも体験しました。
こども科学博の他のブースでの体験やその後の日常の生活でも、ぜひ「不思議を見つける目」を鍛え続けて、見つけたハテナを大切に考え続けてもらえたらうれしいです!