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7/27-29『お金×科学⁉京都信用金庫でものづくり』WSを開催しました

2023年08月02日

昨年に引き続き『お金×科学!?京都信用金庫でものづくり』ワークショップを京都信用金庫 Questionにて開催しました!

今回は、お金の集め方「働く」「借りる」「ゆずる」の3つの方法をワークショップを通じて学ぶ講座と、構造×科学「塔をつくってまなぶ」を実施しました。

 

 

①「働く」講座 土の中が見えるプランターをつくろう!

働いて報酬をもらい、その報酬でワークショップをするというお金の流れを体験するワークショップです。

 

机にはワークショップの材料がなく、

自分たちで、木の準備、土の準備、釘・道具の仕分けをして働いてもらいます。

働いた報酬でコインをもらい、そのコインでワークショップに参加してもらいます。

ナビゲーターの作り方を教えてもらい、親子で協力しながら金づちを使ってプランターを組み立てます。

完成後は残ったコインで種を買って作ったプランターに植えてもらいます。

正面が透明になっているので植えた植物の成長がよくわかるようになっています。

 

②「借りる」講座 ふうりん彫刻をつくろう!

「借りる=融資」とふうりん彫刻を通じて、付加価値をつくる体験を組み合わせたワークショップです。

まずは「事業計画書」に、どんなふうりんをいくつ作るか、そのためにお金はいくら必要かを書きます。

その書類を持って、銀行の方にお金を借りに行きます。

また借りたお金で材料と道具を手に入れます。

ナビゲーターからグラスはどうしてルーターで削れるのかを説明を聞いて実験しつつ、ふうりんを彫刻します。

 

できあがったふうりんを買取屋さんで買い取ってもらいます。

売ったお金から利息を含めて銀行に返済して、残ったお金で飴と交換できます。

 

働くだけでないお金の集め方の体験と彫刻をすることでふうりんに付加価値をつけるという体験をしてもらいました。

 

 

③「ゆずる」講座 大切な人に贈る石鹸をつくろう!

「ゆずる=共感を得て出資してもらう」という最近注目されているクラウドファンディングをせっけんのワークショップを通じて体験してもらいます。

まず誰に贈るのか、その人をイメージして、どんな色、形にするのか考えて企画書にまとめます。匂いについてはサンプル何種類か用意してイメージを膨らませてもらいます。

企画書ができたらスタッフに個別にプレゼンしてもらい

スタッフが出資したい思った作品にはコインを渡します。

そのコインで石鹸を購入し制作していきます。

出来上がった石鹸は袋にいれメッセージカード付けます。

最後は、みんなの前でどんな作品か誰に贈るか等を発表します。

ひとりひとりがいろんな思いが伝わり心温まる講座となりました。

共感を得て出資=誰かを応援するというお金の集め方を体験してもらいました。

 

 

④「塔をつくってまなぶ」

「構造×科学」をテーマに五重塔やスカイツリーはどうして倒れないのかを考えながら

実際に塔をつくってまなぶワークショップです。

まず、どの形がより重いペットボトルが乗るのか実験し構造の概念を学びながら、

塔が揺れに強くなるための構造について学びました。

その後は自分たち塔をつくってもらいました。

壊れないようにするには?こんな形だとどう?こうしたらカッコいいなど、創造力を膨らませて制作してくれました。

最後には実際に震とう機を使って、つくった塔をぐらぐら揺らします。

どう揺れていたか、はじめが揺れが大きかったが急に収まった等を観察しながら学んでもらいました。

みなさん集中しながら楽しそうに作ったり、恥ずかしながらも自分の思いを発表したりと

熱心に講座に参加していただきました。

ご参加いただいたみなさま、京都信用金庫のみなさま、ありがとうございました!

 

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