2023年12月23日
12月9日、16日(土)の2日間、連続講座「ものづくりのプロセスを知ろう」第2弾を開催しました。
以前実施した「ものづくりのプロセス講座」をブラッシュアップしての開催となります。
各回90分、全4回をかけてモーターカーを製作・制御し、成果物を改善/発展させる企画を考える体験を通して、ものづくりのプロセスを学び、自分のつくりたいものを作るプロジェクトを実施できるようになるための講座です。
初日には、3D CADを利用したモーターカーの車体の設計と、マイコンを使った制御を行います。
車体の設計では、ベースとなる形を選んだあと、「どのように軽量化するか?」と「見た目の格好良さ」を考えて、アレンジを加えてもらいます。
この日に作成した車体のデータは、次回までに3Dプリンターで印刷して生徒さんにお渡しします。
制御では、モーターカーの教材キットにマイコンを取付け、動きをコントロールするプログラムをScratchで作成します。
制御の内容は、前進/後退やスピードの変化、またヘッドライトを模したLEDの点灯パターンなどです。
2日目は、1日目の内容のふりかえりと改良から始めます。
3Dプリンターで印刷された車体をモーターカーに組み付けてサイズやデザインが上手くできているか確かめ、3D CADでデータを修正したり、マイコンの制御の内容をバージョンアップさせたりします。
後半は、今回の講座で経験した設計(製作)・制御・改良のプロセスを踏まえて、企画案を考えて発表します。
企画案の内容は、今回のモーターカーをより発展させるでも良し、別の新しいものを作りたいという企画でも構いません。
準備として6W2Hを考えながら、企画案をワークシートにまとめてもらいました。
みなさん、今回の講座での経験をふまえて「モーターカーはもっと こんな改良ができそう!」とか「マイコンやモーター、3Dプリンターを使ってこんなものを作りたい」という考えを具体的に発表してくれました。