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2/4(日) 島津製作所  創業記念資料館のワークショップを支援しました

2024年02月07日

2月4日(日) 開催の 「科博連サイエンスフェスティバル」にて、島津製作所 創業記念資料館 のワークショップの支援をしました。

サイエンスフェスティバルの会場は、京都市伏見区の京都市青少年科学センター(写真左)。

   

島津製作所 創業記念資料館のブースではワークショップを計3回実施し、毎回12名の定員に対し午前:43名、午後1回目:49名、午後2回目:34名が抽選券に並んでくださる盛況ぶりでした。

 

ワークショップのタイトルは、「円筒鏡でトリックアートをつくろう!」

身近な科学アイテムの鏡の性質や、それらがどのように生活に役立てられているかに気づける内容です。

 

まず島津製作所は 約150年前から理科の実験道具を作ってきた会社であることを伝え、今回は「光の反射」を学ぶための道具 “円柱鏡” を使った体験であることを説明します。

「鏡は身のまわりのどこに使われている?」と問いかけると、「トイレ」「お風呂」「車のサイドミラー」「カーブミラー」などの答えが。意識してみると、鏡はいたるところで見つけられます。

 

ここで、なぜこんなに多くの鏡が身のまわりにあるのか?を考えてみるきっかけとして、つくるまなぶ京都町家科学館の展示品の中からピックアップした「鏡の性質がわかるアイテム」を体験してもらいます。

   

パラボラミラー(左)、潜望鏡(右)、合わせ鏡、万華鏡など、鏡の組み合わせや形状で異なる鏡像を観察できます。

これらの性質をうまく使って、暮らしに生かしています。

 

お待ちかねの工作パートでは、円柱鏡に映さないときれいに見えないトリックアート作りに挑戦します。

   

まず円柱鏡に映った状態のイラストを描いて、それをゆがませて描き写すことでトリックアートにするのですが、なかなか難しい作業です。

ときには保護者のかたの手も借りつつ、チャレンジしてくれています。

 

最後は、ほかの参加者さんがつくった作品も見せてもらいます。

    

自分にはないアイデアの作品に、みなさん興味津々です。

 

「島津製作所 創業記念資料館にも見学に来てね!」との案内をして、ワークショップはおしまいとなります。

おおむね「難しかったけど、楽しかった!」という評価をいただき、さまざまな年代の子どもたち、それぞれの楽しみ方をしていただけました。

 

◇◆◇

 

サイエンスフェスティバルの様子が、翌日の京都新聞 朝刊の記事になっていましたのでご紹介します。

つくるまなぶのナビゲーター“かちゅー”が参加者さんの前でお話ししている様子がバッチリ写っています。^^

“平和6年2月5日京都新聞 朝刊より”

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