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10/15(日) 島津製作所 創業記念資料館でワークショップを実施しました

2023年10月20日

10/15(日)、島津製作所 創業記念資料館にて、小中学生を対象に対面ワークショップ「X線で調べてみよう~金箔ってどんなもの?~」を実施しました。

島津製作所   創業記念資料館は、島津製作所の創業当時の本社を改装して、島津製作所の歴史の紹介や歴代の製品・収集物を展示している資料館です。

 

まずは資料館の見学。

昔使われていた医療用レントゲン装置(ダイアナ号)など、貴重な資料がたくさん展示されています。

 

資料館見学で、島津製作所の歴史や「レントゲン」「X線」「金属」などのキーワードに触れたところで、ワークショップに移ります。

「金属ってどんなもの?」という問いかけには、「重い、かたい」「金の仲間」「磁石がくっつく」「鉄みたいなやつ」など思い思いに答えてくれました。

子どもたちが回答してくれた通り、金属にはさまざまな特徴がありますが、その種類は見た目では判断できない場合も多くあります。

今回は、島津製作所の蛍光X線分析装置(EDX-7200)を使用して、参加者に事前に案内して持ってきてもらった「金色だけど本当に金なのかな?」と思った物の金属分析を体験してもらいました。

親御さんのアクセサリーや、記念品のメダル、川からみつけた金色の粒など、思い思いのものを測定。
表示された分析結果と、周期表を見比べて「Au、本当に金だ!」「Cu、銅なのこれ!?」と驚きの連続でした。

 

工作体験パートでは、純金箔の薄さを実際に触れて感じてもらった後に、洋金箔(真鍮箔)をいろんなものに貼り付ける体験をしてもらいました。

初めて触れる薄い箔の扱いに苦戦しながら、持ってきた様々なものに箔を貼り付けていきます。

 

資料館から歴史を学び、最先端の分析技術に触れ、自ら手を動かして考えた子どもたちは、
金の箱を作りあげるために慎重に箔を貼り続けたり、いろんなものを分析して「Auだ!Feだった!」と次々発見したり、
あらためてダイアナ号のX線源をじっと見つめてみたり。

思い思いの興味を深めながら、それぞれの学びを得ていただくことができました。

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